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さめても美味しい!コツの巻
お弁当はふつうの料理とちがい、食べるときには完全にさめている状態です。だからこそ、美味しく食べてもらうにはいつもとちがった心くばりが必要に。そのちょっとした気持ちが、お弁当を美味しくするコツですよ!
たとえば、お肉の選び方と調理法に注意しましょう。とくに寒い時期など、お肉は冷たくなると脂が舌ざわりや味をわるくしてしまいます。このため、お弁当のおかずには脂部分の少ないお肉を選びましょう。
また、炒めるときにタレに水溶き片栗粉を加えてとろみをつけたり、あるいは卵とじにすると、さめた脂が気にならなくなります。これは覚えておきたい裏ワザですね。
お肉にかぎらず魚介類や野菜などすべての炒め物にも、さめても美味しいための条件があります。それはバターをなるべく使用しないこと。炒め物にバターをつかうと、寒い時期はバターが固まりがちだからです。できるだけ植物性の油(サフラワー油やオリーブオイル、グレープシードオイルなど)を使用して、食べるときにサラッとした料理になるよう気をつけましょう。
ベーコンやチャーシューのような加工食品もさめたときの脂が白く固まってしまい、冬に炒め物につかうのは避けたほうが無難だといえますね。
お弁当作りのコツ